フリーランスエンジニアに向いていない人

今回は、フリーランスエンジニアに向いていない人についてお話ししようと思います。
前回、フリーランスエンジニアに向いている人についてお話ししたと思いますが、そこで挙げた特徴に当てはまらない、かつ、どのような人が向いていないのかを説明いたします。
それでは、Subroqの考える、どのような人がフリーランスエンジニアに向いていないのかについて紹介していきます。
フリーランスエンジニアに向いていない人の特徴やマインドは以下の3つが考えられます。
1. 社会人経験がない
2. 人間関係を重視する
3. 逃げグセがある
これらについて説明していきます。
1. 社会人経験がない
昨今は、未経験からエンジニア転身と謳った学習サイトやオンラインスクール、サロンが多く存在していると思います。
そのようなエンジニアを目指す方々の中には、エンジニア以外の正社員経験がなくフリーランスエンジニアになる方も存在していると思います。
社会人経験がない人が向いていないという理由としては、社会人として働くことの基礎がないため、仮に採用されたとしても新卒教育で必要なコストが発生する可能性があるからです。
採用側もそれを認識して、採用している場合は問題ありませんが、そうでない場合、お互いに苦労する可能性があります。
社会人経験を積むために、一度、正社員として職につき、その後、エンジニアを目指す方が遠回りですが、最終的にはエンジニアとして成功する可能性が高いと思います。
2. 人間関係を重視する
よくフリーランスエンジニアは孤独であるという記事を見かけます。
その通りで、正社員と比べて職場の人と能動的/受動的な飲み会や交流が極端に少なくなります。それを楽しいと思っていたり、それがなくなったときにストレス発散場所がなくなると思ったり、悲しいと感じてしまう人は、あまり向いていないかもしれません。
正社員の場合、周りに仲間や上司がいて、悩んだ時に相談できますが、フリーランスになると確実に人間関係が希薄になるため、なかなか悩みを相談できるような場所や人がいないことが多いです。
和気藹々とチームで楽しく開発したいと思っている人は、フリーランスエンジニアではなく、正社員のエンジニアを目指すことをお勧めします。
3. 逃げグセがある
フリーランスエンジニアに限った話ではないのですが、何か辛いことがあったり、自分では解決できないかもしれない問題があった時に逃げてしまう人は、向いていません。
これも正社員との対比になりますが、正社員の場合、誰かに助けてもらうこともできるかと思います。仮に逃げてしまった場合も、また、別のチームやプロジェクトに配置してもらうことで、復帰することができやすいと思います。
しかし、フリーランスエンジニアの場合、助けを求めることができる人がいない可能性や、逃げてしまった場合に契約違反による罰則が発生する場合があります。
代理店を利用していた場合は、そこからの案件はもう期待できないと言っても過言ではありません。
いかがでしたでしょうか。フリーランスエンジニアは、1人でもくもくと仕事を行い、飲み会や他の人と交流がなく、開発に関わる全ての責任を負うという最悪のシチュエーションを考慮しても、やっていけるメンタルが必要です。どれか1つでもこのような状況になるのが耐えられない人は、あまり向いていないと言えるかもしれません。
もし、どのように優秀なフリーランスエンジニアを採用するか知りたい方、過去に採用で失敗した方、フリーランスエンジニアの採用/活用にお困りの方は、是非ご一報ください。