フリーランス採用面談で確認すべき3つのポイント

昨今のエンジニア不足のなかで、自社プロダクト開発、受託開発いずれにおいてもフリーランスエンジニアを業務委託として契約し、活用しているケースが多いと思います。
今回は、フリーランスエンジニアの採用面談についてお話しようと思います。
通常、エージェントから紹介されたエンジニアの職務経歴書を確認し、チームやプロジェクトにマッチする人材と判断できた場合、面談を行い、業務委託契約するというような流れになるかと思います。
企業の皆様は、面談時にどのような採用基準や評価軸を持って、判断していますでしょうか。明確な判断基準がなく、お困りではありませんでしょうか?
Subroqの考えるフリーランスエンジニアの採用面談では、「3つのポイント」があります。
1. コミュニケーション力
2. ビジネス理解力
3. 技術力
これら「3つのポイント」について説明していきます。
1. コミュニケーション力
コミュニケーション力とは、認識の齟齬の発生を防ぐ、円滑に業務を進める能力のことです。
人柄がよい、話しかけやすい、わからないことをそのままにせず質問するなど、これらもコミュニケーション能力に分類されます
この能力が低いと、誰かに何かをお願いするとき、または何かを頼むときに認識の齟齬が生まれやすく、結果的に仕様齟齬によるバグや手戻りの開発が発生する原因になります。
2. ビジネス理解力
ビジネス理解力とは、自分が開発するシステムが、どのようなシステムで、誰が関わっていて、どのようにお金を稼いでいるかを理解する能力のことです。
システムのビジネス的な仕様を理解する能力もここに分類されます。
自分が開発しているシステムがどのように使われているか理解していない、理解しようとしないエンジニアがいると、バグや仕様齟齬が発生する原因になります。
開発しているシステムがどのようにお金を稼いでいるか理解しているということは、システムの根幹をなす処理がどこなのかを理解していることと同義だと思います。また、何かの仕様変更や開発依頼があった場合に、なぜそれを行いたいのかの背景まで理解することができるようになります。
背景や実現したいことを理解している(仕様を理解している)と自ずと、バグや齟齬がなくなり、いいシステムを開発することができます。
3. 技術力
技術力とは、その名の通りでプログラミング能力やシステム開発に関する知識の広さや深さのことです。システム仕様理解力もここに含まれます。
エンジニアは日々進化する技術を勉強することが必要なため、これを自発的に行なっているエンジニアは、知識が付き、結果的に、いいエンジニアと判断されることが多いです。
これら3つのポイントを質疑応答を通して、確認してみてはいかがでしょうか。
どのような質問をすればいいかわからないや、面談を手伝ってほしいなど、フリーランスエンジニアの採用/活用にお困りの方は、是非ご一報ください。