今回は、フリーランスエンジニアとの契約終了を判断を見極めるポイント(参画時から初回契約期間まで)についてお話しようと思います。

一緒に働いていたフリーランスエンジニアの方が契約終了になり、現場を離れるということはよくあります。

契約終了になる理由は、様々で、企業側から言われることもあれば、フリーランスエンジニアの方から契約終了を言われることもあります。

皆様は、どのようなタイミングで契約終了の判断を行なっておりますでしょうか。どのように判断すればいいかわからないなど、お困りではありませんでしょうか。

Subroqの考えるフリーランスエンジニアとの契約終了を判断するポイントについて紹介していきます。

新しく契約開始したフリーランスエンジニアの方に関してですが、基本的に最初は単月契約や2ヶ月程度の契約を行い、その後問題なければ3ヶ月更新で契約を続けるのが一般的だと思います。

参画開始から初回契約期間の間では、基本的に大きな開発を頼むことはないと思います。業界知識や類似サービスの開発の経験がある場合は、即戦力として大きな開発に取り組むこともあります。

ここで見るべきポイントは、以下の2つです。

1. 知識のインプット能力

2. チームメンバーとのコミュニケーション能力

これらについて説明していきます。

1. 知識のインプット能力

サービス概要やシステム構成等の説明をフリーランスエンジニアの方にすると思いますが、そこで問題なく理解できるかは、とても重要なことです。ここで理解度が低かったり、あまりやる気がみられないと要注意です。

フリーランスエンジニアの中には、頼まれた仕事だけすればよいと思っている人かなり多くいます。もちろん、雇用側(企業側)が、それでも問題なければ問題ありません。

開発フローがしっかりしており、作業者の役割だけ求めている場合は、とてもマッチする可能性があります。

しかし、スタートアップやエンジニアが少ない開発チームやプロジェクトにおいては、一人のパフォーマンスが死活問題になるため、このような方は、すぐに契約を終了すべきです。

長く契約することで興味を持ちもち、パフォーマンスがあがってくるということもあるかもしれませんが、それであれば、最初からそのような人材を採用する方が効率的だと思われます。

2. チームメンバーとのコミュニケーション能力

過去に体験した話で、スキル(技術力+英語)とコミュニケーションを売りに契約したフリーランスエンジニアが、参画後に既存の開発チームメンバーに対して高圧的な態度を取り、チームの輪を乱すようなことがあり、初回契約期間のみで契約終了したという経験もあります。

自分の能力を客観的に見れていない、もしくは、過信している。このような人材は、チームメンバーと友好なコミュニケーションをとることが難しいです。

もちろん、それを度外視しても、十分な技術力やスキルを持っている場合は、問題ありません。

そのようなスキルを持っていないエンジニアは、長く働いてもらう前提で皆様契約していると思いますので、一緒に働いていけるのか、いいものを開発できるかという観点を忘れずにこの期間で判断することが必要です。

いかがでしたでしょうか。初回契約期間でその人を判断することは、難しいです。しかし、今後の開発を担う人材として適しているのかということを見極めなければならない非常に大事な期間です。

もし、このような判断がうまくできない、または、判断を手伝って欲しい、チームビルディングを手伝って欲しいなど、フリーランスエンジニアの採用/活用にお困りの方は、是非ご一報ください。